東京・浜町【Single O Hamacho Cafe】
オーストラリアはシドニー発祥の「Single O(シングルオー)」。「Single Origin Roasters」という名前で2003年に創業し、2015年にはオーストラリア国外初となるロースターを両国に出店。カフェという形ではなく、バリスタやロースターと深くコミュニケーションを取りながらコーヒーを味わうTasting Barという形態の店舗です。
そして2021年10月28日、ついに旗艦店が日本橋浜町にオープン。浜町は「手しごと」の街として知られるらしく、最寄り駅の水天宮前駅からお店へ歩く途中は、小さく構えたこだわりのありそうなお店が下町情緒が漂う中に立ち並んでいました。Single O Hamacho cafeの店舗もこじんまりとしたサイズ感ですが、道に面する入り口がオープンになっているので、広々として見えます。
お店の前に来ただけでもぱっと目を惹くのが、この店舗自慢の「Freepour Coffee on tap」。
カップを置くだけでコーヒーが出てくる、夢のような蛇口…。味わいが違う6種類のコーヒーの中から選んで、自分でカップを置き、注がれていくそばからいい香りが立ち上がって…サーブする体験がとっても楽しい。カップもちょうどいいサイズ感なので、コーヒー好きな方なら2,3杯飲めてしまうかも。(私も2杯飲んでしまいました!)300円というお手頃価格も魅力的。オーストラリア発祥のホットサンド、ジャッフルと一緒にいただきました。
店員さんが気さくに話しかけてくださったり、コーヒーについても詳しく教えてくださったり…海外のカフェ気分でした。
他にも注目したいポイントは内装。天井からぶら下がる雲のアートは、2021年に閉店したSingle O CBDで使われていたもので、持ち帰り用カップのホルダーや、店内の座席の一部にもシドニーで使用されていたものが使われています。使い捨てるのではなく、再利用する。その考えはリサイクルプラスチックを使用したテーブルトップや、廃棄される衣料品が90%使用されているPanecoをエスプレッソバーに用いることでも表現されています。今回のデザインで一番大切にしたのは、東京に「Single O」を再現することだったそう。
コーヒーシーンと同じく、サスティナブルな面でもそのシーンを引っ張っていくシングルオー、Wicked!(オーストラリアのスラングで最高という意味!)
Kicking off their ‘Tap In Series’, Single O Japan’s first self-serve batch brew coffee bar, and the centrepiece of new Hamacho café.
First created by Sydney’s six simple machines for Single O Surry Hills, Freepour brings together the convenience of self-serve, with exceptional taste. Just swerve in from the sidewalk and fill your cup with deliciousness. The only thing that takes time is working out which one to choose.Six taps showcase the name, process, variety and taste profile of each coffee. Since 2003, Single O has been showcasing connection to origin, and the flavour nuances of each. Freepour is an ideal way to portray this.
Single O Hamacho Cafe
東京都中央区日本橋浜町3丁目16-7
Mon – Fri 7:30am – 7:00pm
Sat – Sun 8:00am – 7:00pm
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