駅近でも、観光スポットにあるわけでもない、むしろ混沌とした街中から逃れるようにやってきたFeeka Coffee Roasters。
観光地であるブキッビンタンの中心地からアロー通りへ向かって少し足を伸ばした、人通りが落ち着いた場所にあるのに、店内に入れば平日の朝でも行列ができるほどの混み具合。でも、カフェラテが運ばれてきた瞬間、その理由がわかりました。
見た目の美しさを裏切らない、スムースな口当たりの美味しいカフェラテ。自家焙煎の豆からブレンドかシングルオリジンどちらかの豆を選ぶことができます。
よく見てみると、ローカルの人というより欧米からと思われる観光客で店内は賑わっています。マレーシアでは実は日本や韓国っぽいインテリアやメニューを扱うカフェが多いように感じていて、それらと違ってこのFeeka Coffee Roasterはしっかりと欧米の雰囲気を感じます。店員さんは来る人来る人に明るく声をかけ、かつ、チップ文化のある欧米のような、全ての席のお客さんに対して気を配っていることが分かる接客。
フードメニューも欧米のそれを踏襲したラインナップ。ヨーグルトグラノーラ、エッグベネディクト、グリルドチーズサンドウィッチ…。カフェのモーニングメニューと言えば、を代表する定番メニューがあるので、旅に出た時、日本人がやっぱりときどきお味噌汁が恋しくなるような感覚と同じなんでしょうか?慣れた朝食が恋しくて訪れているのかもしれない、なんて想像をしました。
一緒に注文したクラシックフレンチトーストはちょうどいい甘さで、ぺろりとたいらげてしまいました。添えられた、酸味のあるこっくりとしたホイップクリームが美味でした。
テラス席があってもマレーシアでは暑くてなかなか座る気になれないのですが、ここは木々で覆われていて日差しが和らいでいたので、気持ちよさそう。
マレーシアらしくはないけれど、日本やアジアのカフェと違った雰囲気を楽しみたい方におすすめのカフェです。
Feeka Coffee Roasters
8:00am – 10:00pm
19, Jln Mesui, Bukit Bintang, 50200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
ブキッビンタンの他のカフェはこちら。
「Kuala Lumpur: kita coffee【クアラルンプールカフェ】」
2 comments
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