10月1日はコーヒーの日。
日本では秋冬にコーヒーの需要が高まることから、1983年に全日本コーヒー協会によって「コーヒーの日」と定められました。また、コーヒーの生産国1位であるブラジルで、10月から新たにコーヒー豆づくりが始まることによりコーヒーの新年度とされ、2015年に国際コーヒー機関(ICO)によって「国際コーヒーの日」と定められました。
2022年国際コーヒーの日に、ICOは、政府、コーヒー産業、市民社会、コーヒー農家の間をつなぐグローバル パートナーシップを構築し、サーキュラー・エコノミーを推進すると掲げています。
参照:INTERNATIONAL COFFEE DAY 2022.10.01(ICOウェブサイト)
サーキュラー・エコノミーとは、廃棄物や汚染をなくすように設計し、製品や材料を可能な限り長く使用し続ける修復的または再生的な産業システムです。廃棄物を新しい製品とエネルギーに変え、新しい仕事と収入の機会を生み出します。
最近、「サスティナブル」という言葉は、誰もが知っているほど認知度は高まりましたが、実際に深く働きかけている企業や個人はまだまだ少ないと感じています。むしろ流行り言葉のように消費されてしまっているとも感じます。
地球温暖化をはじめ、コーヒー生産者たちの低賃金や大量の廃棄物など、多くの問題を抱えているコーヒー業界。このまま進むとサスティナブルではなく、近い将来コーヒーが飲めなくなる未来が来るとも予想されています。
本日はコーヒーを祝うだけではなく、コーヒーについてより深く知る日にしてみてはいかがでしょうか。