エアロプレスとは
2005年に開発された、空気圧でコーヒーを抽出する器具です。フリスビーを販売しているエアロビーという会社のアランアドラー氏が発明しました。ポリエステルでできており割れる心配がないため、また、とてもコンパクトな形状のためアウトドアでも便利に使えます。(エアロプレスゴーというよりコンパクトなタイプも販売されています。)
また抽出方法が簡単でとても美味しく入るので、私がいちばん愛用しているコーヒー器具でもあります。よく旅行にも連れて行きます。
私が愛用しているエアロプレスのフィルター
付属品のペーパーフィルターに加えて、様々なメーカーがエアロプレス用のフィルターを販売しています。フィルターの素材によって味わいが変化するので、いろいろと試してみると楽しいです。
私が現在使用しているのはこちら。
一段目左から
二段目左から
- Cafe Concetto ピンクゴールドフィルター
- AeroPress 付属 ペーパーフィルター(エアロプレス用 ペーパーフィルター 350枚入り)
- ABLEメタルフィルター(AeroPress®用DISKコーヒーフィルターSTANDARDタイプ )
三段目左から
- Basalのフィルターケース
- Aubade Coffee AESIRフィルター(AESIR フィルター)
- Fellow Prismoアタッチメント
大きく分けてペーパーフィルターとメタルフィルターの2種類あります。
エアロプレスのペーパーフィルター
エアロプレスとカナダはバンクーバーAubude Coffeeの出しているAESIRがペーパーフィルター。AESIRフィルター開発者のEldricさんはカナダのエアロプレスチャンピオンシップで2位を獲得しています。最近アマゾンでの販売を始めた他、東京のpassage coffeeさんでも購入することができます。エアロプレス付属フィルターに比べて厚めの紙素材。よりクリアな味わいになり、フレーバーの華やかさが増します。
エアロプレスのメタルフィルター
メタルフィルターは、穴の大きさによって違いが出ます。また、ぺーパーに比べて、プレスする時の抵抗感が増します。
ammeusのフィルターは穴の目がとても細かく、メタルフィルターで抽出した時の粉っぽさがほとんどありません。開発者の方から直々にこのフィルターをいただいたのですが、穴の大きさにとてもこだわって作られたそうです。2枚重ねて使うフィルターは穴がより細かくなります。
最後に紹介したFellow社のPrismoは、アタッチメントという分類になります。フィルターキャップの部分をこのアタッチメントに付け替えて使用します。
このアタッチメントはエアロプレスを使ってエスプレッソ風のコーヒーを抽出するために作られたもの。アタッチメントの中に、目のとても細かいメタルフィルターをつけて抽出します。
コーヒー豆をエスプレッソマシンで使用するときと同じように細かく挽かなければならないので、細かく挽けるミルを持っている必要があります。
また、上で紹介したABLE社のフィルターはFINE・STANDARDの2種類あります。
私が使っているのはSTANDARDの方。厚みがあり、穴の間隔は広めです。FINEの方は三分の一の厚さで作られていて、穴も細かくなっています。またお値段がはりますが、ゴールド仕様のものもあります。(AeroPress用DISKコーヒーフィルターFINEタイプGOLD限定版)穴が細かいので、コーヒーの微粉が出にくく甘みがでます。
使用する豆やレシピによってはもちろん、フィルターでも味わいが変わるのが面白いところ。ぜひ自分好みのフィルターを見つけてみてくださいね!