さっそく「日記」という約束を破り、昨日の分は書けなかったのだが、今日の夜にもまた書こうと思うので許して欲しい。
というのも、昨日はスタンレーパークという大きな公園に出かけて楽しく過ごし、帰ってきてからどうも身体がだるく、何をする気も起きなかった。ついには夜中に突然激しい吐き気と腹痛に襲われ、文字通りのたうち回っていた。このままここで死んでしまうのかと思うほどだったのだが、私の住む家には2歳くらいの小さな女の子も住んでいて、救急車を呼ぶのははばかられ、うぅ、と低い声を出すしか出来ず、ほとんど眠れぬまま朝を迎えた。
(そしてげっそりとした顔のまま面接を受けなくてはならず、もうどうにでもなれと投げやりになってしまった…)
もしこれが日本だとしてもどうしたらいいのかあたふたしたに違いないが、近くに頼れる人がいるかどうかで、精神的にはかなり違う。
以前大きな手術をしたのだが、その時の症状とかなり似ていたため、その怖さといったらなかった。(今は次の日の夕方、違和感はあるがだいぶ楽になった。今求職中のため、夜のパート仕事には行かないと…。)
6月の終わりに、こちらで初めて病院に行った。日本では症状によって思い当たる外科、内科、などの病院にいくと思うのだが、こちらではウォークインクリニックと言って、とりあえず総合的に見てもらえる医者にかかる。そこで診療してもらった後、専門医へ紹介してもらうことができるのだ。
私が行ったのはVancouver International Medical Clinicというところ。このサイトも日本語で、日本語通訳もつけてもらえる。(…らしい。私も不安で、日本語通訳付きで予約したはずだったのだが、結局いなかった。)
私の入っている海外旅行損害保険とパスポートの提示でキャッシュレスで診察を受けられるとのことだったので安心して受診することが出来た。
このままなにもなければいいが、いざという時にどうすればいいのか。そういえば救急車の番号も警察の番号も知らないと気づいた。(ちなみにどちらも、そして消防も911だ。)
一人で異国の地にいるんだから、ありとあらゆるシーンを想定して、事前に調べておくのは大事だと痛感した次第。