本当はその日のうちに日記に残しておきたかったのだけれど、なんだか胸がいっぱいになってしまって筆が進まなかった。
この日記「深夜の誘惑」に書いた、24時間営業しているドーナツ屋さんに19日の月曜日、とうとう足を運んだ。しかも友達と一緒にだ。
私達が店内に入ったのは23時という深夜にもかかわらず、レジ前には友達同士や家族連れが長蛇の列を作っており、みんな楽しそうにドーナツを選んでいた。
実は店内が隣のフライドチキンやさんと続いていて、チキンも一緒にオーダーできるようになっており、ほとんどの人がドーナツと一緒にチキンを頼んでいた。甘いものとしょっぱいものの組み合わせはどんな人も魅了するのだな、と笑ってしまう。
私達は彼らと比べたらひかえめにドーナツ1つと、私はコーヒー、友達はホットチョコレートを注文して、お互いのことをたくさん話した。(ドーナツは驚くほど美味しくて、家からも近いので通ってしまいそうだ。)
1時間ほど話して帰ってからも、メッセージのやりとりが止まらず、話足りないねと笑う君と、友達になれてよかった。
学校も通わず、仕事も転々としているので、なかなか友達という友だちが出来ず、正直に言うと、心細く寂しい日々を送っていたのだが、夜中のドーナツ屋さんに一緒に来られる友達ができたなんて、来たばかりのころの私が知ったらびっくりするかな。