たしか、西葛西にはインド人やネパール人が多いと聞いたことがあるのだけれども、そういう、異国に在住する母国のコミュニティというものはどこにでもある。
昨日、サーレーという、バンクーバー市内から電車で一時間ほどの所へ行ったのだけれど、駅を降りるなりインド人と思われる人たちばかりだった。
チャイナタウンはどこの国へ行っても必ずあるし、バンクーバーのそれは今までに見たことのない規模でびっくりした。
日本の中華街のように、観光客に向けたお店が並んでいるのではなく、そこに母国の一部といえるものを築いている。そのエリアの中では中国元も使えるらしい。リトルチャイナだ。
私が前住んでいた地域もアジア人が多く、中華、ベトナム、インド、韓国などのレストランが立ち並び、食事には困らなかった。(ちなみにSUSHIはどこでもあるけど、なんちゃってなことが多いので、ここでは日本料理にはカウントしない。もしかしたら韓国料理もなんちゃってなのかもしれないけれど)
そういえば、日本人街みたいなものはあるのだろうか?日本人専用のアパートもいくつかあるみたいだけれど、それが色濃く反映されている地域はないように思う。
日本人もバンクーバーにはたくさんいるよね、と言われるけれど、私は中国人やインド人、フィリピン人(と思われる人たち)ほど多く見たことはない。どこかにするりと溶け込んでいる気がするのだけど、忍者と言われる所以はこれかしら?
異国でたくましく生きるには、同じ母国のコミュニティを根付かせるのが強さの秘訣かと思う。